先天性股関節脱臼
先日、娘が「左先天性股関節脱臼」と診察されました。1ヶ月検診の時に医者から左右の足の長さが違う、足のシワがアンシンメトリーなので脱臼している疑いがあるので、地元に帰ったら精密検査を受けるようにと言われていました。
たまたま新生児を診れる整形外科がある病院が近くにあり(愛媛県ではここだけ)、そこで診察を受けたところやはり脱臼しているとのこと。
しかも娘は関節が硬いらしく、装具で治療する前に入院して股関節を柔らかくする治療が必要とのこと。その後、リーメンビューゲル装具(強制的にカエルみたいなポーズにする)という装具を使って足を4ヶ月固定するというのが治療の流れのようです。
11月7日 入院初日
入院するえひめ療育センターには親子入院する施設があり、6畳一間の畳部屋でテレビがあるぐらいで簡素な作り。(独房みたい…)
早速、治療開始ということですが、治療内容は簡単明瞭。ただ足を引っ張るのみ。これで関節を柔らかくして正常な位置に関節を戻しやすくするそうです。足が長くなりそう。
スポンジを包帯で巻いてフックを作り、ベッド脇にある重しに接続して引っ張ります。重しは片方で500グラムあり、子どもの体重からのするとかなりの負荷になるはず。
子どもには辛いかと思ったが割と平気そう…包帯を巻く時にぐずりましたがすぐに落ち着き、スヤスヤ。主治医によると赤ちゃんは割とすぐに慣れてしまうということらしいです。しゅごい
子どもも大変ですがやはり妻の負担も大きい。小児科の病院という特殊な環境で色々インパクトが大きいです。色々考えてしまう。
人生にはどんな選択をしても楽しいことばかりではなく、辛いことの方が多いかもしれません。だからこそ辛いことにどう向き合うかが大事だと思います。
ちなみにこの病気は9割女の子に発症する病気で、1000人に1人の割合とのこと。発見が早ければ早いほど取れる対策も多く、赤ちゃんへの負担も少ないです。歩き始めてから気づくケースもあるとのこと。下記の症状があるお子さんは一度診察を受けてみてはどうでしょうか?
・向き癖がある
・足のシワが左右対称じゃない。
・左右の足の長さが違う
・女の子(男の子より多い)
・家族に股関節 の悪い人がいる
・ 逆子(骨盤位)で生まれた
・寒い地域や時期 (11月〜3月)に生まれた(脚を伸ばした状態で衣服でくるんでしうまうため)